「河合さん、それじゃ感染します!」適した防護服や保護具を選択するだけでは感染は防げません。感染のリスクを最大限低減するための、3つのポイントをご説明します。
ゾーニングは交差汚染(汚染度の高いものが汚染度の低いものに接触することで汚染が広がること)を防ぐためなどに設定されます。 清浄な区域やこれから作業にあたる者が、感染性廃棄物や作業後の防護服などになるべく近づかないように、次のことに注意しましょう。
・入り口と出口を明記
・一方通行にする
・清浄区域から汚染区域へと、
新鮮な空気が流れるように。
病原体へのばく露を最小限にするためには、適切な方法で保護具を着脱することが重要です。
防護装備の廃棄は、付着している有害物質によって分別する必要があります。使用後は、感染性の汚染物(血液、体液、粉じん)が残っていると考えて処理したほうが、処理段階での万が一の事故を防げます。消毒・滅菌後、感染性廃棄物として廃棄することをお勧めします。詳しくは環境省の廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアルをご参照ください。また、各地方自治体の取り決めに従って処理を行いましょう。
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